福岡県行政書士会理事としての活動

北九州 車庫証明・自動車手続き代行センターを運営する行政書士・社会保険労務士とみの法務事務所の籾倉です。

今回は私が所属する福岡県行政書士会の理事(公安運輸部長)としての自動車登録業務に関する活動をご紹介いたします。

これまでも、県会の会務に携わっておりましたが、令和3年5月より理事職を拝命しております。

基本的には任期2年なので、公安運輸部長としての活動はもうすぐ終了です。

北九州運輸支局での年度末支援相談窓口の設置

こちらの活動は、代々受け継がれてきておりますので年度末に北九州運輸支局に行かれる方は見かけたことがあるのではないでしょうか。

例年、年度末である3月の最終週は運輸支局が大混雑します。特に混雑のひどい3月の最終の2日間、主に普段運輸支局に来られることのない、一般の方を対象とした無料相談窓口を設置しております。

今年は、3月30日、31日の2日間、行政書士による無料相談窓口を設置いたしました。

無料相談窓口の写真

 

私も2日間、朝から夕方まで対応させて頂きました。

今年は思ったより混雑しておりませんでしたが、なかなか一人では難しい手続きもあり社会貢献できたのではと思っております。

なお、毎年のように書類不足で当日に手続き出来ない方が大勢いらっしゃいます。

自動車税が4月1日の持ち主さんに課税される関係で、どうしても3月中に手続きしないといけない場合もあるため、余裕を持った日程でスケジュールを考えるか、事前にプロである行政書士にご相談頂ければと思います。

今年多かったご相談としては、車の今の持ち主を知りたいというものでした。個人売買で売り渡した後に、名義変更してもらえない等です。同様のトラブルが増えておりますので、個人売買をされる際には、名義変更完了まで預り金を取っておくことや、行政書士に依頼して確実に手続きを行ってから引き渡す等の対策が必要になってくるのではないでしょうか。

九州地方協議会運輸交通担当者会議への参加

こちらは、無料相談会の翌日である、4月1日から2日にかけて福岡市で行われた会議への参加です。

九州地方協議会とは、基本的には九州各県及び沖縄県の行政書士会の会長が集まって行う会議です。

それに付随して、各業務についての担当者(各県会の理事等)で集まる会議も行われることが有ります。

行政書士業務は幅広く、様々なものが有ります。

私が担当する公安運輸部では、風営法許可、古物商許可、車庫証明、自動車登録、運輸業、ドローン等を所管しております。

今回はその中でも弊所のメイン業務である自動車関連についての担当者会議が有りました。

やはりホットな話題である電子車検証の他、封印制度や車庫証明等、様々なことについて議論や情報・意見交換を行い、日本行政書士会連合会への要望の提出等を行います。

こうした地道な活動によって、行政の窓口とのやり取りもスムーズになり、ひいては依頼者様の他、役所の職員、申請を行う各個人の利益につながっていくと信じております。

以上、年度末から4月2日にかけての県会理事としての活動のご紹介でした。